MAA選出規準
Magic Academy Award 選考委員によって受賞規準に照らし選出された複数名の候補者の中から、厳格なる審査を行い受賞者を選出する。審査の過程で反対意見のある場合は再度徹底して議論を行い、最終的に委員全員の合意を得て決定される
受賞規準
【Magician of the Year】
過去1年間に日本国内で最も活躍したマジシャン。『劇場をはじめ、TVや配信などのメディアなど』、実際に観客の前で演じる現役のマジシャンに限られる。国内のマジシャンやこれからマジシャンを志向する若者たちに夢を与え、規範となれる人物または、世間一般のマジック・マジシャンに対するイメージを向上させた人物の選定が望ましい。
【Hall of Fame】
期間によらず、積年に渡り『国内又は国際的な活躍を通じて、日本のマジック文化及び伝統に寄与』し、多大なる影響を与えた者。マジシャンに限らずマジック研究家、愛好家であっても良い。多くのマジシャンやマジック愛好家の尊敬を受け、殿堂入りに相応しい風格をもつ人物の選定が望ましい。
受賞の経緯
【Hall of Fame】Penn & Teller (プレゼンター:SHOOT OGAWA)
永年に渡り世界最高峰のショーを行い続け、また近年ではTVショー「Fool Us」によってマジック界のみならず一般社会にもマジックを浸透させた。番組映像は世界中で視聴され、また日本人マジシャンも多く出演し、現在も多大に刺激され影響を受けている功績により受賞は満場一致で可決された。
【Magician of the Year】高橋匠(プレゼンター:山本悟)
TV番組などメディア出演多数、コロナ禍中でも年間約200ステージに出演しファンを魅了し続けた。M.A.T.の講師に名を連ねており、内部からの選出に公正性を鑑み再審議相当と判断され保留された。再度審議が行われ、年間を通しての活躍と若いマジシャンやマジックファンに最も大きな影響を与えている部分を再評価。
公正性に問題がないか再再審議が厳格に行われた結果、最終的に受賞が相当と判断された。